川俣修壽・サリドマイド事件関係資料(第3次寄贈分)
・作成主体:川俣修壽
・年代:1955-2016(全体)
・要約:
本資料群は、サリドマイド事件の和解後、川俣修壽氏が自身の研究のために収集したものである。サリドマイド事件とは、サリドマイドを含有する睡眠薬・鎮静剤(イソミン他)を妊婦が服用したことで、胎児の四肢、内臓、耳などの成長に著しい影響を与えた薬害で、これを契機に表面化した様々な問題の総称を指す。日本では、1965 年頃から被害者の一部が原告となり、国と発売元の製薬会社を提訴し、1974 年に和解が成立した。
この資料群は、主に書簡、日記、ノート、機関紙、雑誌、雑誌記事コピー、新聞切り抜き等から構成されており、特にサリドマイド児が誕生し、和解が成立するまでの1960-1970年代の資料が多い。全国サリドマイド訴訟統一原告団、サリドマイド訴訟弁護団、及びその支援団体の活動を伝えるものとサリドマイド事件に関する新聞・雑誌記事が大半を占める。
・総量:8箱(123ファイル)
・受入番号:0051
・言語:日本語、ドイツ語(少数)