シンポジウム「公害資料館がはたす役割と未来」のご案内
2022年1月8日(土)に環境アーカイブズの山本先生が登壇されるシンポジウムが開催されます。
元担当教員の清水先生(中央大学)との対談で、これからの公害資料館のあり方について討議されるということです。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
シンポジウム「公害資料館がはたす役割と未来」
(2022年1月8日(土)13:00-16:00、Zoom開催)
■開催趣旨
各地で公害資料館が開設され、公害の経験を次世代に継承する取り組みが展開されています。
全国の公害資料館がゆるやかに連携する公害資料館ネットワークの設立から8年目を迎える今、あらためて現代における公害資料館がはたす役割を確認し、多様な主体との連携・協働の可能性を考える機会を持ちたいと考え、本シンポジウムを企画しました。
科学研究費補助金「公害経験の継承に向けた公害資料館の社会的機能の研究」プロジェクト(以下、科研プロジェクト)では、2019年より公害経験の継承と公害資料館のあり方について
議論を重ねてきました。研究の中間報告として、『環境と公害』誌(第50巻第3号,2021年1月発行)の特集「公害資料館の現代的意義と課題」にてメンバーが論考を発表しました。
本シンポジウムでは、特集論考の執筆者と公害資料館ネットワーク関係者との対話を通じて今後の公害資料館のあり方についても考えてみたいと思います。
■開催概要
日時:2022年1月8日(土)13:00-16:00
方法:Zoom (リンクは申込された方にお知らせします。)
申込:Googleフォーム(forms.gle/Ksz2GmH561jDL9oe7)
【〆切:2022年1月5日(水)】(参加無料)
主催:科学研究費補助金基盤研究(C)「公害経験の継承に向けた公害資料館の社会的機能の研究」(代表:清水万由子)
■プログラム
司会:川尻剛士さん(一橋大学大学院) 質問整理:小橋伸一さん(大阪市立大学大学院)
13:00-13:10 開催趣旨の説明 清水万由子さん(龍谷大学)
13:10-13:35 対話① 「公害経験継承の課題」清水万由子さん×川中大輔さん(龍谷大学/シチズンシップ共育企画)
13:35-14:00 対話② 「公害資料館ネットワークにおける協働の力」林美帆さん× 小林正明さん(中間貯蔵・環境安全事業株式会社)
14:00-14:25 対話③ 「公害資料の収集と解釈における論点」清水善仁さん×山本唯人さん(法政大学)
14:25-14:35 休憩
14:35-15:00 対話④ 「教育資源としての公害資料館」安藤聡彦さん×金子淳さん(桜美林大学)
15:00-15:25 対話⑤ 「「困難な過去」から「地域の価値」へ」除本理史さん×西島香織さん(原子力災害考証館furusato事務局)
15:25-15:50 参加者の質問に対する応答(チャットにて質問受付)
15:50-16:00 総合コメント 西村仁志さん(広島修道大学)
16:00 閉会