自然の権利運動関係資料

  • 作成主体:佐久間淳子 さくまじゅんこ
  • 資料群名称:自然の権利運動関係資料
  • 年代:1986~2009年(全体)、1995~2006年(主要)
  • 要約:
       この資料群は、ジャーナリスト・佐久間淳子氏が、1990年代半ば~2000年代にかけて、自然の権利運動を支援する中で作成・収集・受領した資料を中心に構成される。この運動は、動物や植物といった自然物を原告とする訴訟を起こすことで展開した。
    「自然の権利」とは、1970年代に欧米で提起された「人間中心主義」を脱却する環境倫理思想で、自然物への法的な当事者適格を認めることを提起した。日本には、奄美自然の権利訴訟(通称・アマミノクロウサギ訴訟、1995年)を通して導入された。
       本資料群は、奄美自然の権利訴訟をはじめとする、日本各地で展開した自然の権利訴訟に関する裁判資料や、支援者・支援団体が発行する印刷物、関連する書籍・雑誌、新聞切抜などが中心的な資料となる。これ以外に、1970年代以降の日本における反開発や自然保護運動に関わる資料や、同時期の佐久間氏の個人活動資料が含まれている。
  • 総量:33箱、390ファイル、3,425アイテム
  • 受入番号:0007
  • 言語:日本語、英語(少数)