【日程変更】2020年度環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会開催のご案内

環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会(公開オンライン開催)

サリドマイド事件関係資料を公開する―薬害の記録、継承の意義をめぐって

 

研究会の日程を「3月16日(火)」に変更しました。

下記の変更後の研究会情報をご確認ください。(2021.1.20修正)

 

環境アーカイブズ所蔵 0051川俣修壽・サリドマイド事件関係資料より(0051-046)

 

開催日時:2021年1月26日 → 3月16日(火)14:00-15:30開催

形態:zoomミーティング

お申込はこちら  

(googleフォームが開きますので、必要事項をご記入ください。お申込者にzoomのリンクを送ります)

 


資料整理研究会の延期のお知らせ

 

1月26日(火)に開催予定だった環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会「サリドマイド事件関係資料を公開する―薬害の記録、継承の意義をめぐって」は、3月16日(火)に延期します。

 

開催時間、zoomによる開催、申込方法、報告内容、趣旨などは変わりません。報告内容と趣旨の詳細は下記をご参照ください。

1月20日現在までに、申し込んでいただいた方には、環境アーカイブズよりメールでご連絡を差し上げます。

日程変更により申し込みを取り消される方は、その際にご返信をお願いいたします。

 

本研究会では、報告者は、新型コロナウイルスの十分な感染対策を取った上で、環境アーカイブズの室内から報告します。

そうした事情から、緊急事態宣言後の状況を鑑みて、研究会を延期することにしました。

みなさまにご迷惑をおかけしますが、ご了解いただければ幸いです。

お問い合わせ等は、以下の問い合わせフォームからご連絡ください。

https://k-archives.ws.hosei.ac.jp/contact/

 

2021年1月20日

法政大学大原社会問題研究所環境アーカイブズ


 

報告

「第3次寄贈分 サリドマイド事件関係資料の概要」

長谷川達朗氏(資料整理担当 環境アーカイブズRA)

「サリドマイド事件関係資料の来歴と継承の意義」

川俣修壽氏(資料寄贈者、ジャーナリスト)

司会 山本唯人(法政大学大原社会問題研究所准教授)

主催 法政大学大原社会問題研究所 環境アーカイブズ

   環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会

趣旨

 法政大学大原社会問題研究所 環境アーカイブズでは、「川俣修壽氏・サリドマイド事件関係資料」を所蔵しています。2021年1月、第3次寄贈分の資料群(資料群番号0051)を新たに公開するにあたり、「サリドマイド事件」の記録とその継承の意義をめぐる公開研究会を開催します。

 サリドマイド事件とは、サリドマイドを含有する睡眠薬・鎮静剤を妊婦が服用したことで、胎児の四肢、内臓、耳などの成長に影響を与えた薬害と、それをきっかけに起きた様々な問題を指します。日本では、1960年代初頭から被害者の一部が原告となり、国と発売元の企業を提訴し、1974年に和解が成立しました。

 薬害事件の背景には、営業の一環として薬品を開発・販売する企業と、安全性を守る国、専門家の役割、それをとりまく市民社会の動きがあります。多くの被害者を出し、高度成長期の日本社会に衝撃を与えたサリドマイド事件をひもとくことは、コロナ流行の下、医療・衛生における安全とは何かを問いかけられるわたしたちに、貴重なヒントを与えてくれるものでもあるでしょう。

 ご参加をお待ちしています。

 

連絡先 法政大学大原社会問題研究所 環境アーカイブズ

印刷の場合はこちらをご利用ください。