環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会「図書から広がる市民活動資料の世界」開催のご案内
環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会
「図書から広がる市民活動資料の世界―東京都立多摩社会教育会館旧市民活動サービスコーナー資料「図書・雑誌」目録の追加公開に当たって」 開催のご案内
環境アーカイブズでは、2021年9月、「東京都立多摩社会教育会館旧市民活動サービスコーナー所蔵資料」(受入番号0042)のうち、「図書」「雑誌」関係資料の目録を追加公開しました。
市民活動資料とは、高度成長期以降に全国で発生した住民運動や市民運動、近年のNPO、NGO、ボランティアなど、市民の自発的活動から生み出された資料を幅広く差して使われる言葉です。その種類については、旧住民図書館の活動などがあり、「ミニコミ」と呼ばれる手作りの逐次刊行物が、団体の息遣いを伝える資料として注目されてきました。
しかし、広義の市民活動に関する資料は、「ミニコミ」に限られません。社会課題の解決には一般の図書が不可欠です。また団体は、冊子や報告書など、自ら様々な形態の図書を生み出す存在でもあります。1972年に設立された旧市民活動サービスコーナーでは、2002年の廃止に至るまで、団体の発行する「ミニコミ」に加えて、様々な形態の「図書」を収集していました。
その目録の追加公開に当たって、市民活動資料のなかの「図書」の世界に光を当て、市民活動資料の多様性、引いては市民による活動の広がりに目を向けます。
開催日時:2022年2月22日(火)14:00-16:00
形 態:zoomミーティング
申 込:下記フォームよりお申込みください。お申込いただいた方に、後日zoomのリンクをお送りします。
【申込用フォーム】https://forms.gle/f7U3RUgYggLVM42E9
報 告:
「図書から広がる市民活動資料の世界―問題提起」加藤旭人(環境アーカイブズRA 現資料担当者)
「市民活動資料における図書の整理―東京都立多摩社会教育会館旧市民活動サービスコーナー資料の場合」宮﨑翔一(法政大学大原社会問題研究所嘱託研究員、元環境アーカイブズRA)
「図書はどのように集められ、活用されたか―その意義をふりかえる」山家利子(特定非営利活動法人市民活動サポートセンター・アンティ多摩、東京都立多摩社会教育会館市民活動サービスコーナー元職員)
司会 山本唯人(法政大学大原社会問題研究所准教授)
《チラシ》
https://k-archives.ws.hosei.ac.jp/wp-content/uploads/2022/01/event20220222_compressed.pdf
連絡先 法政大学大原社会問題研究所環境アーカイブズ
電話:042-783-2098(平日9:00-16:30)
メール:k-archives@ml.hosei.ac.jp
主催 法政大学大原社会問題研究所
環境・市民活動アーカイブズ資料整理研究会
《報告資料》
山本唯人 趣旨説明資料
https://k-archives.ws.hosei.ac.jp/wp-content/uploads/2022/04/20220222-01-Yamamoto.pdf
加藤旭人 報告資料
https://k-archives.ws.hosei.ac.jp/wp-content/uploads/2022/04/20220222-02-Kato_compressed.pdf
山家利子 報告資料
https://k-archives.ws.hosei.ac.jp/wp-content/uploads/2022/04/20220222-04-Yanbe-compressed.pdf