【第7号】環境アーカイブズ ニューズレター

『環境アーカイブズ ニューズレター』は、法政大学の各学部や図書館、研究所のほか、多摩キャンパス近隣の大学図書館や全国の環境系学部のある図書館等にお送りしています。

 第7号は、環境アーカイブズ設立当初に行なっていた3.11被災の陸前高田市の公文書修復活動にご尽力いただいた林貴史さんに10年を経て当時の活動を総括いただきました。東日本大震災の被災公文書の復旧には多くの機関がかかわっていますが、環境アーカイブズは2011年6月に陸前高田市を訪れ、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)、神奈川県立公文書館らと協力し、津波による水損被害を受けた公文書のレスキュー作業を行なったそうです。被害や作業の状況の写真とともに臨場感あふれる様子を紹介いただいています。また、昨年まで環境アーカイブズRAとして活躍いただいた宮﨑翔一さんから自身が担当した東京都立多摩社会教育会館旧市民活動サービスコーナー所蔵資料について、3年間の活動報告をまとめていただきました。市民のために収集された膨大な書籍や雑誌をどのように公開していくか、悩みながら行った業務をくわしくまとめてくださっています。そのほか所蔵資料紹介、環境アーカイブズの活動報告などを掲載しています。

 見かけた際はぜひお手にとってご覧ください。

 

PDF版はこちらでもご覧いただけます。

 『環境アーカイブズ ニューズレター第7号』

 

【目次】

  • 環境アーカイブズの陸前高田市被災公文書復旧活動を振り返る(林貴史・常総市行政文書保全指導員)
  • 「0042東京都立多摩社会教育会館旧市民活動サービスコーナー所蔵資料」の「図書・雑誌」の整理をふりかえって(宮﨑翔一・法政大学大原社会問題研究所嘱託研究員)
  • 資料公開情報(受入番号0042)図書・雑誌目録の公開(加藤旭人・環境アーカイブズRA)
  • 活動紹介・トピックス
  • コラム 環境アーカイブズの中の環境資料(山本唯人・法政大学大原社会問題研究所 准教授
  • 2021年活動報告/利用案内